神奈中バス車両めぐり 日産ディーゼル車(西工)

 神奈中に在籍する日産デ(日産ディーゼル)車のうち、西日本車体工業製の車体を架装しているグループのご紹介です。現在、富士重工業がバスの製造を中止したため、ついに神奈中にも西工車の登場となりました。秦野と厚木の両営業所に存在します。

2005/11/09 更新 新型式車をアップしました。


2003年下期車 日産デKL-UA452MAN(は43/は47 秦野)



▲神奈中の西工車体はB-Iタイプ。神奈中カラーがよく似合う。

 神奈中初となる西工車です。96MC型車体を架装したワンステップバスで、フロントガラスが左右対称のB-Iタイプが選択されています。側窓には銀色の逆T字窓(上段可動・下段固定)が採用されていますが、関東の他事業者では黒色サッシが多い中で珍しいといえます。他メーカー同様で、模様入り青色座席・丸形換気扇・青系の床敷物が採用され、側面LED表示も矢印点灯タイプとなりました。なお、社番の書体が一般的な丸ゴシック体が採用されているのがポイントです。秦野にのみ「は43」・「は47」の2台が在籍しています。


2004年下期車 日産デKL-UA452MAN(あ124 厚木)


▲2004年式の西工車は厚木営業所に配置された。

 2004年式は秦野には入らずに、厚木営業所に配置され、話題となりました。「あ124」と「あ125」の2台が在籍します。各メーカー同様に前面車椅子ステッカーが両側に貼られているなど2003年式との違いを見ることができます。厚木バスセンターにて撮影


2005年上期車 日産デADG-RA273MAN(あ78 厚木)


▲2005年式の西工車も厚木営業所に継続配置された。

 2005年式も厚木営業所に配置されました。新型式で車体もキープコンセプトながらモデルチェンジされたものとなり、「スペースランナー」と呼ばれ、従来の96MC車体との違いも数多く見ることができます。さらに今回は黒色サッシが採用され従来車と大きく印象が変わっています。燃料の一部に尿素水溶液(アドブルー)を使用する特殊なものとなっています。海老名駅西口にて撮影


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