舞岡営業所特集 転入車の記録

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2004/02/01 更新


 舞岡営業所には、製造されてからそのまま舞岡営業所に配置される新製配置の車両と、他営業所からの転入車があります。ここでは、今では見られない思い出の転入車を特集します。
1988年下期車 三菱P-MP218M(お134)
←転入直後、相模ナンバーだった頃。
舞岡営業所における1988年下期車のうち、唯一の中尺車だった「お134」。→

 2000/6に舞岡へやってきた車両で、同じ年式の「旧お134(長尺車)」を置き換えました。舞岡に配置された1988年下期車は、全て長尺車だったため、舞岡では当年式唯一の中尺車となりました。転入当初は相模ナンバーのまま運用され、のちに再登録(横浜ナンバー化)されています。この車両は最後まで神奈中本管車として活躍し、横浜神奈交バスの運行開始を見届けたあと、委託車になることなく2000/11にひっそりとその生涯を終えています。


1989年上期車 三菱P-MP218M(お0130)
←転入直後、相模ナンバーだった頃(お130)。マフラー形状に特徴があったという。
横浜神奈交委託車として活躍した「お0130」。→

 2000/6に上掲の「お134」と同時に舞岡営業所入りした車両で、元は秦野営業所に在籍していた車両です。やはり転入当初は相模ナンバーで運用されていました。この車両は「お134」が廃車となったあともそのまま残り、のちに横浜神奈交バスに委託化されて活躍しました。


1989年上期車 三菱P-MP218M(お0133)

↑「特別運用車」の前歴を持つグループのうちの1台「お0133」。

 2001/7に横浜営業所から転入した車両のうちの1台です。転入当初は横浜営業所の方向幕・運賃表を装備し、当時の横浜営業所担当の路線を中心に運用されました(特別運用車)。その後、方向幕・運賃表を通常の舞岡営業所のものへ交換し運用されたあと、横浜神奈交バスの委託車となりました。なお、似た経歴を持つ同年式車両に横浜ルミネの全面広告車「お137」もありますが、こちらは方向幕・運賃表の交換を行って運用されたあと、委託車になることなく廃車となりました。


1989年上期車 三菱P-MP218M(お0180)

↑転入当初の「お180」。当初から運用は委託車的であった。

 2002/3に転入した車両です。転入当初から横浜神奈交委託車と同じ運用が取られていました。まもなく「お0180」に改番され、正式に委託車となっています。2002/10、LED行き先表示の車両を見ることなく静かに廃車となりました。


1992年上期車 三菱U-MP218M(お137/お112)

↑転入直後の「お137」[画像左]と、最後まで後面社番が入らなかった「お112」[画像右]。

 1998/4に転入したグループで、転出した1995年上期車からの流用品と思われるものを使用しているため、書体に特徴がありました。「お137」は転入当初、車内の社番表記が入っておらず、「お137」・「お112」とも後面に社番が入っていないのが特徴的でした。早くも1999年下期には転出する事になりますが、「お137」のみ転出直前に後面社番が入りましたが、「お112」は結局最後まで入ることはありませんでした。


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