神奈中舞岡営業所特集 ハイブリッドノンステップバス

2010/06/21 更新 画像差し替え「お102」→「お0102」を実施しました。
 2004年下期車として、舞岡営業所に数十年ぶりとなる日野自動車製の大型車が登場しました。日野の大型車は近年伊勢原営業所 にのみの在籍であったため、日野大型車を他営業所に投入するのは神奈中としても異例のことです。また、「ノンステップバス」という点を見ても三菱ふそう製以外の大型ノンステップバスは神奈中初、さらにハイブリッドノンステップバスの投入はもちろん初めてです。そのような新たな試みを満載したバスが、三菱車大国だった舞岡営業所に登場したのは大変驚きであり、喜ばしいことです^^
もちろん、当ページでは在籍する4台を全車紹介致します。神奈中公式の90周年記念サイトでも触れられ、神奈中の歴史に大きな足跡を残すことになりました。
2004年下期車 日野ACG-HU8JLFP(お0102 舞岡)


▲井11系統運用に入る「お0102」。
2010/2より横浜神奈交委託車となり、井土ヶ谷下町発着路線にも進出した。


2004年下期車 日野ACG-HU8JLFP(お0114 舞岡)



▲扉側側面にロゴマークが付いている「お0114」。
2009/8よりGPS機器搭載のまま横浜神奈交委託車となった。


2004年下期車 日野ACG-HU8JLFP(お0156 舞岡)


▲カタログバスとは異なり、中扉周り・非常口周りが車体色なので軽快なイメージとなっている。
2009/8より横浜神奈交委託車となった。「お0114」とともにGPS機器搭載のままで委託化。


2004年下期車 日野ACG-HU8JLFP(お0169 舞岡)


▲転出した1990年式「旧お0169」以来の付番となった「お0169」。
2010/2より横浜神奈交委託車となった。


 今回登場したのは「日野ブルーリボンシティハイブリッド」の短尺車(軸間4.8m)です。車体はジェイ・バス製で、従来のブルーリボンシティのデザインが残っている貴重なモデルです。エンジンと共に搭載された電動機は発進時のアシストとなるだけでなく、ブレーキをかける際には発電機として屋上の蓄電池へエネルギーを送り、電力回生ブレーキとして使用されます。
屋上のPCU(パワーコントロールユニット)カバーが目立つ非常に特徴的な外見ですが、黄色い一般塗装が施され、独特の印象があります。車内は中扉以降が二段上げとなっており、中扉直後から最後部の座席が合計5列配置されていますので、車内は広々としています。後部まで側窓があり、リヤウインドウも大型のものが採用されるなど、デザイン性も向上しています。また、日野HU系のノンステップ車としては初のマニュアル車となっていますので、シフトアップの際は従来のHU/HTマニュアル車と同じようにぷしゅんぷしゅんと独特の音が楽しめます。
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