2005/08/16 更新
日野のワンステップバスです。しばらくぶりの投入となり現行モデル「ブルーリボンシティ」となりました。他メーカー同様で、行先表示はLEDとなり中扉には車椅子用のスロープ板、乗降時に車体を下げる車高調整装置(ニーリング機能)を装備しています。「かなちゅう」ロゴも付きました。前扉上のほか、中扉窓付近や非常口付近が黒く塗装され、やや重たいイメージです。従来の蒲鉾型断面の横流ファンが三菱車と同一の形状となったことや、車内降車ボタンの形状が変わって音色も電子音となったことがポイントです。なお、このグループは側面の「神奈川中央交通」表記が通常の旧書体ではなく、普通の丸ゴシック体となっていたり、後面車椅子マークの車椅子が逆向きになっているなどの特徴があります。伊勢原駅南口にて撮影
2003年式グループです。この年式から、車内座席・換気装置・床敷物等の仕様が全面的に見直され、座席は模様入り青色、換気装置は従来の四角いラインデリアに代わって丸形換気扇へ、床敷物は青系となりました。何故か前扉上(かなちゅうロゴ下)に蛍光灯が追加されています。他メーカー共通の仕様変化で、側面行き先表示は矢印部「→」が点灯式に変わりました。なお、側面の「神奈川中央交通」の書体は通常の旧書体に戻ったほか、後面車椅子マークの車椅子は通常の向きになりました。伊勢原営業所にて撮影
2004年式です。他メーカーと同様に前面車椅子ステッカーが両側に貼り付けられるようになった変化の他、側面の「神奈川中央通」表記が2002年式のように通常の丸ゴシック体となっている点が特徴的です。車体はおそらく最後の日野車体工業製ではないかと思います。今まで日野大型車としては伊勢原オリジナルの感がありましたが、2004年下期車としては舞岡営業所にハイブリッドノンステップバスの投入が行われており、今後の動向に注目したいところです。