過去車両めぐり

▲横浜神奈交バス発足時の車両。神奈中時代に転属歴のない「YK1106」。

　横浜神奈交バス運行開始時からの車両です。「旧お68」を改番した車両で、2000/10の運行開始時に神奈中から移籍しました。なお、前扉に「新ステップ」を装備するため、前扉脇に黄色い「新ステップ車」のステッカーが貼られています。このステッカーと青い「共通カード取扱車」のステッカーの位置関係が「YK1101」・「YK1102」・「YK1104」・「YK1105」と異なり、上下に並べて貼られています。LED表示化前の方向幕時代は、横浜神奈交バスへ移籍するにあたって専用の方向幕を用意せず「旧お68」の方向幕をそのまま使用していたようです。舞岡車庫にて撮影

▲横浜神奈交バス発足時の車両。神奈中時代に戸塚営業所から転入のグループ。

　神奈中時代に戸塚営業所から転入してきたグループです。「YK1101」〜「YK1105」の社番を名乗りました。神奈中時代に舞岡営業所へ転入した際は、「お1」〜「お3」・「お6」・「お12」を名乗りました。このグループは「新ステップ車」・「共通カード取扱車」のステッカーが横に並べて貼られているのが特徴ですが、「YK1103」については最近になって上下に並べた方式に改められています。LED表示化前の方向幕時代は、従来からの神奈中舞岡車とは違う幕が装備されていたようです。一部の系統では書体や表示内容が異なったほか「横浜神奈交バス」表示も見られたようです。東戸塚駅東口にて撮影

▲かつて委託車だった経歴を持つグループ。

　横浜神奈交バスのMP217は「YK1108」と「YK1109」の２台が在籍しました。神奈中時代は、戸塚営業所から舞岡営業所に転属し、「お0182」・「お0183」を名乗る委託車として活躍しました。その後まもなく横浜神奈交へ移籍しましたが、移籍当初は、側面表記が「神奈川中央交通」のままでしたが、後に「横浜神奈交バス」へ改められています。2008/7に一足早く「YK1109」が廃車となりました。

▲神奈中時代、横浜営業所から転入の「YK1111」。

　この車両も神奈中時代に転入してきた車両で、元は横浜営業所の車両(旧よ75)です。舞岡営業所では「お174」を名乗りました。2002/11に横浜神奈交入りしました。移籍当初は、側面表記が「神奈川中央交通」のままでしたが、のちに「横浜神奈交バス」に改められています。

▲MP218の置き換え用に神奈中(戸塚)から譲受したツーステップグループ。

　MP218の「YK1102」・「YK1103」の置き換え用に登場した車両です。神奈中の転属でもワンステップバスが主流になっている中、ツーステップ「新ステップ車」の転入となりました。車内座席モケットの張替えが行われています。東戸塚駅東口にて撮影

▲MP218の置き換え用に譲受したワンステップグループ。

　初代「YK1105」・「YK1106」の置き換え用に登場した車両です。こちらはワンステップバスで、神奈中(大和営業所中山操車場)から来た車です。見慣れない番号のナンバーが特徴です。最近、タイヤホイールが銀色に変更されています。品濃町付近にて撮影

▲MP217の置き換え用に譲受したワンステップバス。銀ホイールのタイヤが特徴だった。

　1994年式が消滅した時点で、1996年下期車MP217グループのうち、「YK1109」が置き換えの対象となり、転入した車両です。2001年式にも関わらず、銀ホイールのタイヤを履いた県央部仕様で、異彩を放っています。この置き換えにより、ワンステップバスがツーステップバスの台数を上回りました。東戸塚駅東口にて撮影